槐のいわれ
昔、周の国(現 中国)の朝廷では、大師、太伝、大保の三公が庭の三本の槐に面して座った事から三公の位を示す木になったと言われています。
それ以来、中国では立身出世の木として庭に多く植えられているそうです。
日本では、延寿と書いて長寿や安産の縁起木として尊ばれ出産事にこの木を握らせると苦しむこと無く安産になると言われています。
また、昔、お面などを槐の木で彫刻し、家の鬼門に置いた事から槐の文字が生まれ、魔除け、幸福の木として親しまれるようになりました。
150年湧き続ける、豊かな湧き水は癒やしの力があります。
夏場でも、涼やかな空気を湛えているのは、
この地の豊富な水エネルギーによるものです。
この世に生きた神様は横綱だけです。
相撲は神事で無病息災、五穀豊穣を祈願したのが始まりです。
また力士は力人(ちからびと)とも言われ、パワーをいただけるとして大変縁起のいいものとされています。
当館へ寄贈された綱は、伊勢神宮、明治神宮等の奉納土俵入りで使用された由緒正しき綱です。
歴代最多幕内最高優勝を誇る、第69代横綱 白鵬翔関の綱。
本場所はもちろんの事、日本有数の神宮で奉納土俵入りに使用した神聖なる横綱です。
番付表のご利益
なぜ大相撲番付表は縁起がいいのか。
元々相撲は神社仏閣への奉納として行われていたもの。強い力士の名前が並んでいるので悪者を追い払ってくれる、「家内安全」に。
相撲文字は、白い所をなるべく少なく書いて「黒字」を増やし、興行の大入りの願いを込めたとのことから「千客万来」
字体が心持ち右上がりに書かれていることから、右肩上がりの「商売繁盛」
「相撲を取る」から資格を取る、タイトルを取る、嫁を取る、病気を取るなど「縁起物」
鉄砲とは、相撲の伝統的な稽古方法の一つであり、鉄砲柱と呼ばれる柱に向かって左右の突っ張りを繰り返すさまを言います。
通常1日に1力士が数百回打ち込むとされています。
まさに氣魄のこもった柱です。
氣魄とは自分の信念を貫こうとする強い心
本物の鉄砲柱でぜひ触れて力士の氣魄を味わってみてください。